ポケットにさよなら

近年、冷え切っていたPDA市場も、WILLCOMの『W-ZERO3』というスマートフォンが火付け役となり、にわかに盛り上がってまいりました。WILLCOMに追従するかたちでドコモからは『hTc Z』が、ソフトバンクからは『X01HT』が、イー・モバイルからは『EM・ONE』といった様々なWindows Mobile対応機が登場し、着実に市場に浸透しようとしています。
そこで、せっかくですからWindows Mobileに「さよならを教えて」をインストールし、いつでもどこでも鬱に浸ろうじゃないか、というのがこの企画です。

*ご注意*
以下に紹介する方法は、メーカー等の保証は一切ありません。
参照される際は、あくまで自己責任でお願いいたします。
また、各ソフトについての質問はそれぞれの作者様にお願いいたします。

各ソフトの製作者様にこの場を借りてお礼申し上げます。

プレイ画面

1.要な物

2.変手順

そもそも、Windows 98/95/2000/Me対応の「さよならを教えて」は、そのままではWindows Mobileにインストールする事が出来ません。そこで、Windows Mobileでも扱えるデータ形式に変換する必要があるのです。

変換方法

  1. 「さよならを教えて」を普通にPCにインストールします!まずはココからw
    最初のインストール画面
  2. 「ざうにもダメを」 様より、わっふる本体とデータコンバータ、AVCファイル、KOEコンバータをダウンロードします。
    と思ったら、閉鎖されてしまったのでしょうか?もちろんここにも置いておきます。
     
    ざうにもダメを様
  3. ダウンロードしたものをそれぞれ解凍し、適当な場所に置いておきます。
    解凍したフォルダ
  4. 解凍してできたavgcnvフォルダ内にあるavgconv.exeを実行すると、DOS窓が立ち上がり、最初に変換定義ファイル(*.avc)を訊いてきますので、先ほど一緒に解凍しておいたavcフォルダの中にある、22_さよならを教えて.avcというファイルを選択します。次に、「さよならを教えて」をインストールしたフォルダを訊いてきますので、最初の1.でゲームをインストールしたフォルダ(標準設定ではC:\adieu)を指定します。あとは変換作業が終了するまで待ちましょう。
    定義ファイルの選択 インストールしたフォルダを選択
  5. 変換が終わると、avgconv.exeと同じフォルダ内に、WLK222.AVDというファイルの入ったフォルダが生成されます。このファイルの中に、グラフィックやらテキストやらが超圧縮された状態で格納されているわけです。これは、後ほどWindows Mobileに転送しますが、一旦そのままで置いておきます。
    WLK222.AVD
  6. 実際は5.で作成したデータがあればゲームは起動できます。しかし、そのままでは音声も音楽も鳴りません。そこで、音データを変換する作業が必要となります。
    そのためには、まず、午後のこ〜だDLL(GOGO.DLL)を用意してください。持っていない場合は、午後のこ〜だをインストールすると、自動的に付いてきます。インストールしたフォルダの中に、gogo.dllというファイルがありますので、このファイルを3.で解凍したkoeconvw.exeと同じフォルダにコピーします。移動ではなく、コピーです。
    ここにコピー
  7. コピーが終わったら、koeconvw.exeを実行します。すると、音声データの場所を訊いてくるので、ゲームCD内のKOEフォルダを指定すると、音声データの変換がはじまります。
    CDから音声ファイルを抜き出す
  8. 変換が終了すると、koe.pacというファイルが作成されますので、これも保管しておきましょう。
  9. 音声の次は音楽です。ゲームCD内のBGMフォルダの中にある全てのWAVファイルを、6.でインストールした午後のこ〜だを使ってmp3に変換します(WAVファイルのままではデータサイズが大きすぎるため)。ファイル名は変更せずに、拡張子のみがmp3となります。ここで作成したmp3ファイルを、WLK222CDというフォルダを作り、そこに保存してください。これで全てのデータ変換作業が完了です。
    WAVファイルをMP3に変換

3.転送作

さて、今度は変換したデータを移動させます。方法としては、Windows Mobile機器をPCと直接ケーブルで繋いでも良いですしSDカードをPC側のスロットに直挿ししてもかまいません。
まずは、SDカード、もしくは本体メモリ内に適当なフォルダ(例:waffle)を作り、そこにわっふる本体を移動させます。
PC上でわっふる本体を解凍すると、解凍後のフォルダ内にarmmipssh3という3つのファイルが生成されますので、それぞれ自分の使用しているモバイル機器のCPUに対応したフォルダ内のデータを使用します(例えば、W-ZERO3の場合はarmフォルダ内のデータを使用します)。
フォルダ内にある、avg32.exegx.dllAmethyst.ovlという3つのファイルを適当に作ったフォルダの中に移動します。この3つのファイルは、必ず同じフォルダ内に入れてください。(gx.dllは無くても動作するようです。)
W-ZERO3の場合はarmフォルダ この3つを転送する
次に、別のフォルダを適当に作ります(例:sayonara)。このフォルダの中に、先ほど変換したWLK222.AVD(ゲームデータのファイル)とWLK222CD(BGM)というフォルダを置きます。また、WLK222CDのフォルダの中には、BGM(mp3ファイル)と一緒に、koe.pac(音声ファイル)を入れて置きます。
BGMと一緒に転送するツリー構造(例)

これでようやく準備完了です。

4.実

Windows Mobile機器から、先ほど転送したavg32.exe(わっふる本体)を実行します。問題なく起動する事が出来れば、自動的に本体内部をサーチして*.avdファイルを検索し、表示します。「さよならを教えて」という表示がリスト内に現れればOK。あとはそれを選択、実行すればゲームが開始されます。

おや?

これでいつでもどこでもさよなら、できます。

5.

わっふる改造版(PPC2003SE専用VGA版)を使うとプロローグの途中で停止してしまうことを確認しました。直前の画像スクロールの処理が重過ぎるためだと思われます。
対処としては設定メニューの「エフェクト」を「簡易」に設定してもらえれば停止せずに進む事が出来るようです。


正直、不可能と思われていた『fo elise』を、PDAで動作させているサイトがあります♪
さすが製作者様☆
すごいです、すごいですよ〜!
こ、これは!!
正式にリンク許可を頂いたので、リンクさせていただきました〜♪
萌え萌え ひでしげっと 様サイト内コーナー
for elise えりぃぜのために

ページ製作:ジャン
http://midgardinn.blog87.fc2.com/

さよ教ばなー
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